Nature ハイライト
発生生物学:塩基編集によるヒト胚でのゲノム編集
Nature 658, 8138
今回、2つの研究チームが、アデニン塩基エディターを用いたヒト胚でのゲノム編集を報告している。O Bowerたちは、ヒト胚においてNANOG遺伝子の機能を失わせると、胚を形成する胚盤葉上層細胞の喪失につながることを明らかにしている。一方、S Jerabekたちは、ヒト胚のPCSK9座位およびHBG座位で、塩基編集後のDNA修復を調べている。受精時にエディターをタンパク質として送達すると、PCSK9の全対立遺伝子で編集が達成され、胚盤胞までの正常な発生も認められた。ただし、まれな染色体異常や、エディターをmRNAとして導入した場合の高頻度の発生停止も報告されている。
2026年10月29日号の Nature ハイライト
量子光学:単一カルベン分子がつなぐスピンと光子
スピントロニクス:電気的に読み書きできる反強磁性体
電子工学:布地に織り込まれたインタラクティブなGUI
ナノスケール材料:炭素ペンタヘプタイトナノリボン
触媒反応:ゼオライト触媒によるオレフィンのカルボニル化
環境科学:アマゾンの炭素放出は人間活動と気候に左右される
環境科学:極端な暴風の際に塩性湿地が海岸線を保護する可能性
社会科学:経済的虐待の影響が銀行データから明らかに
細胞生物学:アスガルドアーキアが動く姿が捉えられた
神経科学:報酬の探索は内因性カンナビノイドが調節している
発生生物学:心臓形成動態の乱れが21トリソミーに見られる心筋症につながる
生物工学:学術論文を対話型人工知能へ変える
発生生物学:塩基編集によるヒト胚でのゲノム編集
感染症:感染症の発生リスクと報告を左右する要因
免疫学:免疫細胞と交感神経の二重の変化が招く脱毛
創薬:膜タンパク質の近接性に基づく治療標的探索
腫瘍免疫学:膵臓がんの不均一性と免疫抑制性を結び付ける分子
創薬:リガンド最適化を評価するための比較基準

