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発生生物学:塩基編集によるヒト胚でのゲノム編集

Nature 658, 8138

今回、2つの研究チームが、アデニン塩基エディターを用いたヒト胚でのゲノム編集を報告している。O Bowerたちは、ヒト胚においてNANOG遺伝子の機能を失わせると、胚を形成する胚盤葉上層細胞の喪失につながることを明らかにしている。一方、S Jerabekたちは、ヒト胚のPCSK9座位およびHBG座位で、塩基編集後のDNA修復を調べている。受精時にエディターをタンパク質として送達すると、PCSK9の全対立遺伝子で編集が達成され、胚盤胞までの正常な発生も認められた。ただし、まれな染色体異常や、エディターをmRNAとして導入した場合の高頻度の発生停止も報告されている。

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