Nature ハイライト

神経科学:宝の地図は眼窩前頭皮質にあり

Nature 599, 7885

海馬と嗅内皮質は、空間環境のマップを、それ専門の細胞タイプの集団活動によって作り出すことが知られている。これらの細胞は集団で、動物の位置・進行方向・進行速度・環境の形状・主要な目標物を表現する。しかし、1つよく分からない点は、海馬や嗅内皮質が目的地の位置をどのように表現しているかである。今回、伊藤博(ドイツ・マックスプランク脳科学研究所)たちは、そうした表現は海馬や嗅内皮質ではなく、より大きな回路内の構造である眼窩前頭皮質に存在することを見いだしている。

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