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古生物学:南極で見つかった白亜紀の巨大な卵

Nature 583, 7816

鳥類の卵のサイズ比較。左からダチョウの卵、ニワトリの卵、エピオルニスの卵。既知で最大の卵はエピオルニスのもので、今回発見された白亜紀の卵はこれよりやや小さい。
鳥類の卵のサイズ比較。左からダチョウの卵、ニワトリの卵、エピオルニスの卵。既知で最大の卵はエピオルニスのもので、今回発見された白亜紀の卵はこれよりやや小さい。 | 拡大する

Credit: DEA PICTURE LIBRARY / De Agostini Picture Library / Getty Images Plus

南極の白亜紀堆積物から出土した卵の化石は、長さが20 cmを超え、体積は既知の全ての非鳥類型恐竜の卵より大きい。これよりも大きな卵はエピオルニス(Aepyornis)のものしか知られておらず、エピオルニスの卵は今回発見された謎の卵よりサイズがわずかに大きいが、殻の厚さは約5倍ある。今回L LegendreとJ Clarkeたちは、この軟らかい殻の卵が、モササウルスのような巨大な海生爬虫類のものであると示唆しているが、恐竜など他の動物のものである可能性も排除していない。

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