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第17回 多様なエネルギーを最大限に活用できる未来を目指して
- 蓄電池が切り開く次世代エネルギーと社会システム

産業革命以降、人類は大量の温暖化ガスを排出してきました。そして現在、人為的な要因による気候変動が人類共通の問題となっており、2015年11月には、世界全体の気温上昇を産業革命以前+2℃未満に抑えるために、世界各国が団結して温室効果ガスの排出量削減に取り組むことで合意しました。

気候変動という地球規模の問題に加え、化石燃料の枯渇や、増え続けるエネルギー需要という問題を抱える人類。これらの問題の解決には、低炭素で安定供給可能なエネルギーの実用化が必須です。さまざまな電源の中でも特に、二酸化炭素を排出しない「自然エネルギー」の普及が待ち望まれていますが、供給が不安定なこの電源を利用するには、大容量かつ長寿命の蓄電システムが必要です。

今回の Nature Café では、エネルギーの安定供給と低炭素社会を実現するための最新技術や応用研究、政策について、エネルギー研究の識者3名とNature Energy 編集長 Nicky Dean が議論します。また、蓄電池開発の現状と展望や、自然エネルギーの効率的な活用を目指すソニーコンピューターサイエンス研究所の直流・分散型オープンエネルギーシステム(DCOES)など、最先端の話題を提供し、参加者の皆様と意見交換を行います。

第17回 多様なエネルギーを最大限に活用できる未来を目指して

2016年4月21日(木)17:00~19:30(受付開始:16:30)
懇親会:19:30~20:15
会場:東京都品川区東五反田

※会場のご案内は、当選通知と併せてご連絡いたします。

参加費:無料
参加方法:お申込サイトにて登録
申込締切:2016年4月12日(火)

※参加は抽選となります。抽選結果は4月14日以降、ご登録いただいたメールアドレスまで配信されます。
※参加申し込みは終了いたしました。

小久見 善八

京都大学 名誉教授
京都大学産官学連携本部 特任教授
NEDO 革新型蓄電池先端科学基礎研究事業プロジェクトリーダー
専門:二次電池

1945年徳島県生まれ。大阪府立北野高校卒。74年京都大学大学院工学研究科博士課程修了、75年ドイツMax-Planck財団Fritz-Haber研究所留学。76年京都大学助手、84年助教授、92年教授を経て、2009年より現職。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の革新型蓄電池先端科学基礎研究事業(RISING事業)のプロジェクトリーダーとして活躍。
受賞歴:2003年国際電池材料学会イエーガー賞、06年電気化学会 学会賞・武井賞、07年加藤記念賞

北野 宏明

株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長・所長
特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構 会長
沖縄科学技術大学院大学(OIST)教授

1984年国際基督教大学教養学部理学科(物理学専攻)卒業。1991年京都大学博士号(工学)取得。1993年 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所入社。2011年同代表取締役社長。2001年4月、特定非営利活動法人システム・バイオロジー研究機構を設立、会長を務める。ロボカップ国際委員会ファウンディング・プレジデント。専門は計算生物学、人工知能、ロボティクス。
ベネツィア・建築ビエンナーレ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)等で招待展示を実施。

池谷 知彦

一般財団法人 電力中央研究所 材料科学研究所 スタッフ 副研究参事
(兼務)次世代電力需給マネジメント研究チーム
研究戦略・推進担当(兼)蓄電池・電気自動車ユニットリーダー

1989年に慶応義塾大学大学院博士課程終了(工学博士)後、電力中央研究所にて、蓄電池研究開発と利用技術開発に従事。2002年に新エネルギー産業技術開発機構(NEDO)に出向。2004年に同機構 燃料電池・水素技術開発部 主任研究員 プログラムマネージャーに就任し、燃料電池技術、二次電池技術開発を担当し、国プロの設計・立案、推進に従事。
2006年に出向解除後、先進機能領域リーダを経て、スタッフ。兼務で、次世代電力需給マネジメント特別研究チームにて、電気自動車・電力貯蔵技術開発に従事。
経済産業省自動車課のEV・PHVタウン構想検討会のメンバー、日本電気協会・発変電専門部会・電力貯蔵用電池分科会・分科会長など委員に就任。

Nicky Dean

Nature Energy 編集長

2011年7月にNature Communications の編集者としてネイチャー・パブリッシング・グループ(現シュプリンガー・ネイチャー)に入社し、環境発電用の太陽電池や光トラッピング構造を含む、応用物理学、基礎物理学、フォトニクスに関するさまざまな論文原稿の編集に携わり、物理学と地球科学の編集者チームの管理も担当。その後、Nature Energy の創刊編集長。
オックスフォード大学で、X線からテラヘルツ領域でのさまざまな時間分解手法を用いて、複合材料における超高速ダイナミクスと光誘起相転移の研究を行ってPhDを取得し、その後マックス・プランク物質構造・ダイナミクス研究所で、非線形光学的手法を用いたマルチフェロイクスの磁気的挙動の特徴解明と制御をテーマとした博士課程修了後の研究を行う。

竹内 薫

サイエンス作家

物理、数学、脳、宇宙、など幅広い科学ジャンルで発信を続ける一方、テレビ、ラジオ、講演なども精力的に活動している。

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