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第10回 オープンイノベーション
- 今後の国内見通し

近年頻繁に耳にするようになった「オープンイノベーション」。その有用性は、新薬開発に莫大な開発費、時間そして労力を要する製薬業界において特に注目されています。しかしながら、国内におけるその成功例は極めて少ないのが現状です。

そこで今回の Nature Café は、SciBX 編集長 Gaspar Taroncher-Oldnberg の来日を機に、オープンイノベーションをテーマに開催いたします。

会の前半では、ゲストスピーカーによる、米国におけるオープンイノベーション成功例、InnoCentive を利用した体験談、国内の産学連携成功例などの紹介が行われます。後半では、日本国内における効果的なオープンイノベーションの導入方法について、参加者の皆さまを交えたディスカッションを行います。

イベントの後には、参加者同士の親睦を深めていただいたり、ゲストスピーカーやパネリストとお話いただける簡単な懇談の場を設けております。
たくさんの皆さまのご参加をお待ちしております。

Science-Business eXchange (SciBX)

BioCentury Publications, Inc.のビジネス情報とネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)の科学的洞察力を結集した週刊ニュースレター。重要性の高いトランスレーショナルリサーチ論文の科学的意義と商業的可能性を分析し、簡潔にわかりやすく、タイムリーに提供。

InnoCentive, Inc.

研究開発にまつわるさまざまな問題を分類し一般に解決案を募る、米国のオープンイノベーション企業。

第10回 オープンイノベーション ― 今後の国内見通し

2012年6月27日(水) 13:30~16:00 / 懇親会16:10~17:00(受付開始:13:00)

会場:東京都千代田区

※会場のご案内は、当選通知と併せてご連絡いたします。

参加費:無料

申込み締め切り:2012年6月18日(月)

※当日は同時通訳用ヘッドフォンを貸し出しいたします。
※*印は講演あり

Gaspar Taroncher-Oldenburg*

Science-Business eXchange (SciBX) 編集長
【講演内容】
米国における成功例 / InnoCentive, Inc.とネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)のコラボレーション・プラットフォーム “Nature.com Open Innovation Pavilion”の紹介

Paul Chapman*

武田薬品工業株式会社 医薬研究本部長
【講演内容】
武田薬品の取り組み / Structural Genomics Consortium (SGC) の共同研究プロジェクト参加について


Garima Kaul*

WNSグローバル・サービシズ 医療保険部グループマネージャー
【講演内容】
InnoCentive「問題解決者」としての成功体験


成宮 周*

京都大学大学院医学研究科 神経・細胞薬理学教室 教授
【講演内容】
アステラス製薬と京都大学による創薬のオープンイノベーションモデル:AKプロジェクトの紹介


坂田 恒昭*

塩野義製薬株式会社 Global Development Office イノベーションデザイン部門長
【講演内容】
塩野義製薬のオープンイノベーションモデル:シオノギ創薬イノベーションコンペ(FINDS)の紹介


板倉 康洋

文部科学省 研究振興局 ライフサイエンス課長


黒川 清

政策研究大学院大学 教授 / Health and Global Policy Institute 代表理事


北野宏明

特定非営利活動法人 システム・バイオロジー研究機構 代表 / 沖縄科学技術大学院大学 教授

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