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第15回 日本の研究大学の国際化にむけて出来ること

日本政府は現在、「研究大学強化促進事業」や「世界トップレベル国際研究拠点形成促進プログラム」などの大学の研究力強化プログラムの実施により、大学・研究機関の更なる国際化を推進しています。

こういった背景を受け、今回の Nature Café では、英国高等教育財政審議会(HEFCE)より David Sweeney 氏をお招きし、英国の次回の大学研究評価である Research Excellence Framework(REF)のもと、同国の高等教育が志す新たな展開についてご紹介いただきます。その後、日本の研究大学や研究助成機関、科学技術政策などに造詣の深い方々をパネルに加え、国際化とその実現手段としての制度設計など、日本の高等教育機関を取り巻く課題について、参加型のパネルディスカッションを行います。

国内外の有識者とともに、日本の高等教育の未来を話し合う、大変に希少な機会です。会の後には、簡単な懇親会も設けておりますので、ぜひ併せてご参加ください。

第15回 日本の研究大学の国際化にむけて出来ること

2014年10月24日(金)15:00~18:00(受付開始:14:30)
懇親会:18:30~20:00
東京都千代田区

※会場のご案内は、当選通知と併せてご連絡いたします。

参加費:無料
申込締切:2014年10月17日(金)または定員になり次第

※参加は抽選となります。抽選結果は10月20日以降、ご登録いただいたメールアドレスまで配信されます。

David Sweeney(デビッド・スウィーニー)

David Sweeney(デビッド・スウィーニー)

英国高等教育財政審議会
Director of Research, Education and Knowledge Exchange(研究、教育、知識移転部長)

英国高等教育財政審議会(HEFCE)の研究評価・財政支援、知識移転、技能向上責任者であり、今年より導入された英国における新しい研究評価であるREF(Research Excellence Framework)の開発を担当した。
現職就任以前は、Australian Research Impact Pilot Exerciseの指導者として、各国で研究評価と財政支援に関するアドバイスを行い、またFinchグループメンバーとして英国の研究委員会やチャリティー、学会やさまざまな学術機関、出版社と連携してオープンアクセス推進に努めるなど、研究の適正評価・論文のインパクト拡大に助力してきた。

合田哲雄(ごうだてつお)

合田哲雄(ごうだてつお)

文部科学省 研究振興局 学術研究助成課長

1992年に旧文部省に入省。2000年に福岡県教育庁高校教育課長に着任する。その後、国立大学法人化や学習指導要領改訂の担当、全米科学財団 (The National Science Foundation: NSF)フェロー、高等教育局企画官を経て、現職に至る。東京大学、筑波大学、上越教育大学の非常勤講師として「高等教育政策論」や「教育課程行政特論」を担当している。

山本 進一(やまもと しんいち)

山本 進一(やまもと しんいち)

国立大学法人岡山大学 理事・副学長
農学博士

京都大学大学院農学研究科修了後、同大学にて農学博士の学位取得。専門は森林生態学。
1996年、名古屋大学農学部教授昇任。以降同大学農学部長・大学院生命農学研究科長、大学理事・副総長、総長顧問を勤め、2012年、名古屋大学名誉教授の任に就く。2006~2008年には日本学術会議連携会員を務めている。
2010年に現在の大学評価・学位授与機構客員教授に就任、2011年に岡山大学理事・副学長の任に就いている。

Caroline Benton (キャロライン・ベントン)

Caroline Benton (キャロライン・ベントン)

国立大学法人筑波大学 副学長(国際担当)

米国カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学デービス校文理学部卒業。1994年に筑波大学大学院経営・政策科学研究科で経営修士号、1997年に東京工業大学大学院理工学研究科で博士(学術)号を取得。
外資系企業のマーケティング・ディレクターおよびコンサルタントを経て、2008年に筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授、2013年4月から国際担当副学長になる。専門はビジネス戦略、リーダーシップ、ナレッジ・マネジメント

村山 斉

村山 斉(むらやま ひとし)

東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長
カリフォルニア大学バークレイ校マックアダムス 冠教授
ローレンス・バークレイ国立研究所 上級研究員
物理学者

素粒子理論を専門とし、超対称性理論、ニュートリノなどを研究。
カリフォルニア大学バークレー校 MacAdams 冠教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構機構長(特任教授)を務める。アメリカ芸術科学アカデミー会員。2012年、内閣府から世界で活躍し『日本』を発信する日本人の一人に選ばれた。

宮入 暢子(みやいり のぶこ)

宮入 暢子(みやいり のぶこ)

ネイチャー・パブリッシング・グループ コンサルタント/アナリスト

トムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社の学術情報部門の主任コンサルタントを経て、2012年現職就任。Nature Publishing Indexの監修、アジア・太平洋地域におけるビジネス開発・ソリューション事業の統括を担当。リサーチ・アドミニストレーター、政策立案者、研究助成金団体、学術出版社との連携を通じて、データに基づく意思決定、高度なサイエンス・コミュニケーションの推進に努めている。

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