Research Press Release
指先にライトを
Nature Materials
2010年10月18日
極めて小さい発光ダイオードや光検出器を備えた生体適合性シートが開発されたことが、Nature Materials(電子版)に報告される。開発されたシートは伸縮性があり、将来、体内医療診断、身につけられる光源など、多くの用途に利用できるかもしれない。
従来の無機発光ダイオード(LED)はもろいため、引き伸ばしたり、曲面に適合させたりすることができない。したがって、応用の可能性が限られていた。今回、J Rogersらは、ペン先よりも小さい微小なLEDや光検出器を、柔軟な生体適合性シートと一体化させた。これらのシートは伸縮可能であり、720°ねじっても機能が損なわれない。診断目的でマウスの皮下に埋め込む、手術用手袋に発光ダイオードとして組み込むなどの用途が実証された。
doi:10.1038/nmat2879
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
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