Nature Plants

植物に関する基礎研究と応用研究、そして人類と生物圏の関係まで。

Nature Plants は、基礎研究と応用研究を幅広くカバーします。植物のすべての側面、そして、植物と広範な世界との相互作用に関する最高の研究論文の出版基盤となります。学際性の高いアプローチをとることにより、主な焦点が遺伝学、発生、病害抵抗性、代謝、農学、経済学、あるいはそれ以外の無数の側面のいずれであっても、植物界についての理解を深めたい研究者にとって不可欠なリソースになります。

また、Nature Plants は、食料の安定供給確保、水と土地の効率的な利用、エネルギーの自給、気候変動などの現代世界の最も緊急な課題に取り組むことで、持続可能な未来への道筋をつけるうえで役立つトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)への取り組みを重視しています。

最新Research

  • ハプロタイプ分解サツマイモゲノムで六倍体化の歴史をさかのぼる

    Haplotype-resolved sweet potato genome traces back its hexaploidization history

    掲載

    倍数体植物ゲノムのアセンブリーは、技術的に困難である。今回、新たなハプロタイプ解析法を利用して、サツマイモ(Ipomoea batatas)の半ハプロタイプ分解六倍体ゲノムが示された。

  • Article: Rループはシロイヌナズナゲノムのクロマチンの一般的特徴である

    The R-loop is a common chromatin feature of the Arabidopsis genome

    掲載

    クロマチンRループを全ゲノム的に特定するための効率の高い方法ssDRIP-seqが報告された。この方法を利用して、シロイヌナズナRループの全ゲノム的プロファイルが初めて示され、Rループがクロマチンの一般的特徴であることが明らかにされた。

著者インタビュー

  • 日本とトルコのアブラナは、なぜ交配できない?
    ─自家不和合性遺伝子が作り出す生殖隔離

    渡辺 正夫氏、髙田 美信氏

    アブラナ科などの花では、雌しべに自分の花粉が付いても交配は起きない。「自家不和合性」という自己認識システムが働き、自分の花粉を拒絶するからだ。一方、他者の花粉ならば受け入れるはずである。ところが、日本系統のアブラナの雌しべはトルコ系統の花粉を拒絶するというのだ。なぜか? 今回、この発見者である東北大学の髙田美信さんと渡辺正夫さんは、拒絶の仕組みを解明し、重複した自家不和合性遺伝子が生殖隔離の仕組みに役割を果たしている可能性があることを、Nature Plants 7月号に発表した。

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