Nature Astronomy

天文学コミュニティーのための Nature 関連誌として、オンライン限定ジャーナルNature Astronomy を2017年1月に創刊しました。

Nature Astronomy は、天文学、宇宙物理学、惑星科学の最先端の重要な研究論文、レビュー論文、解説を掲載することにより主要な天文学関係領域を代表し、各領域間の緊密な相互作用を促す、真に学際的なジャーナルです。

コレクション

開発を手助けする天文学

2018年7月

天文学は必要とされるところで、開発を実現しようとする力をもっている。天文学者や工学者、技術者、それに熟練したスタッフの専門家グループは、地域への継続的な経済および教育上の刺激をもたらすことができる。

活動銀河核のアウトフローとフィードバック

2018年2月

活動銀河核(AGN)のアウトフローとフィードバックに関する、このコレクションと対応するNature Astronomyの「特集」は、AGNフィードバックについて現時点での理解を明らかにするため、新たに依頼したコンテンツとオリジナルの科学論文をまとめている。

その他の「コレクション」

最新Research

もっとも古い隕石中の包有物におけるヘリウムとネオンの超過から推測される太陽初期の高い活動

High early solar activity inferred from helium and neon excesses in the oldest meteorite inclusions

掲載

もっとも古いカルシウムとアルミニウムに富んだ包有物(CAI)中に測定された希ガスの存在度は、太陽系の歴史における初期の強力な太陽放射のバーストを示しており、これはもっと後に形成されたCAIには記録されていない。この結果は、太陽のT タウリ段階と矛盾しない。

極端に高温で巨大な太陽系外惑星 KELT-9bの広がった水素のエンベロープ

An extended hydrogen envelope of the extremely hot giant exoplanet KELT-9b

掲載

高解像度のスペクトルを用いたCARMENES探査により、これまでに発見された太陽系外惑星でもっとも温度の高いKELT-9bを取り巻く水素の大気が検出された。この水素のエンベロープは、ロシュローブをほぼ完全に満たしており、大気が強く流出していることを示している。

おすすめのコンテンツ

その他の「おすすめのコンテンツ」

著者インタビュー

大質量星の進化の一端をとらえる — 原始星円盤からアウトフローの噴出を観測

廣田 朋也氏

冬の夜空に燦然(さんぜん)と輝くオリオン座。その三つ星ベルトの下にぼんやりと見えるのがオリオン大星雲だ。地球から約1400光年にあり、「星の生まれる場所」として有名である。その中にある赤外線天体KL領域の電波源I(アイ)は、太陽の8.7倍程度の質量を持つ大質量原始星だ。このほど、国立天文台、九州大学、山口大学などの共同研究チームが、この原始星を取り囲む円盤から、ガスが回転しながら噴出していることを確認した。中小質量星では原始星からジェットが回転しながら噴出する現象はこれまでにも観測されていたが、今回、大質量星でアウトフローがはっきりと回転しながら噴出していることが観測されたことは、非常に意義深い。研究の中心となった国立天文台水沢VLBI観測所の廣田朋也さんにお話を伺った。

冥王星のクジラ模様は、衛星形成時のジャイアント・インパクトの痕跡だった

玄田 英典氏、関根 康人氏

かつては太陽系の第9惑星とされた準惑星「冥王星」。2015年、米国航空宇宙局(NASA)の探査機ニューホライズンズが冥王星に最接近した際に撮影した、表面の褐色のクジラ模様と白いハート模様の鮮明な画像は、世界の研究者を驚かせた。冥王星の表面に氷の火山や氷河だけでなく、多様な物質や地形の存在が確認されたからだ。この褐色のクジラ模様は、どうしてできたのか。東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻准教授、関根康人さんと、東京工業大学地球生命研究所特任准教授の玄田英典さんらは、巨大な天体が冥王星に衝突する「ジャイアント・インパクト」(巨大天体衝突)によって衛星「カロン」が形成された時の痕跡であることを突き止めた。ジャイアント・インパクトが改めて惑星、衛星の形成に重要な役割を示す成果で、Nature Astronomy 2月号に掲載された。2人に研究のきっかけ、苦労した点、成果の意義、今後の研究の方向性などについて聞いた。

全文翻訳記事

太陽系の過去のピースを持ち帰る

掲載

小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションでは、小惑星リュウグウに到達後、遠隔測定装置や、着陸機、ローバーを用いて探査するだけでなく、表面物質を採取して地球に持ち帰り、その組成を分析する予定だ。この計画について、Elizabeth Taskerが解説する。

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