Nature

Cover Story: 化学顕微鏡法:化学反応による発光が細胞の超解像撮像を可能に

Nature 657, 8130 (2026年9月3日)

蛍光顕微鏡法により、生細胞内の分子過程を高解像度で撮像できるようになったが、外部光源を必要とすることが問題となる場合がある。これに代わるのが、化学反応によって生じる発光を使い、外部光源を不要にする方法である。しかしこの手法には、分解能が限られるという問題がある。今週号でJ Fengたちは、生細胞を、三次元(3D)で、レーザーを用いず、高感度かつ長時間にわたって撮像できる、化学反応に基づく超解像撮像の枠組みによって、この問題に取り組んでいる。著者たちは、電気化学発光、化学発光、生物発光を用いる系でこの手法を検証し、そのいずれでも、従来可能であったものよりはるかに高い分解能の画像を得ることに成功した。表紙の画像はその1例で、暗所における3D微小管ネットワークの化学発光撮像に、この枠組みを適用して得られたものである。

今週の目次とハイライト The Nature Top Ten バックナンバー

Nature注目のハイライト

その他のハイライト

Nature 創刊150周年記念特集

Nature ダイジェスト

Nature は次に何をすべきか

2020年4月号

Nature が150周年を迎えたのを機に、その価値観と、Nature を改善する方法について考えることにした私たちは、読者の意見をどうしても聞きたくて、アンケート調査を実施しました。

イベントレポート

日本の科学の未来
― 持続可能な開発目標の達成に向けたビジョン ―

1869年創刊のNature は今年150周年を迎える。これを記念するシンポジウムが東京大学安田講堂で開催され、日本の科学のトップランナーである大隅良典氏、柳沢正史氏や、Nature 編集長のMagdalena Skipperらが集った。日本の科学の未来を各氏はどう見ているか。自らの研究や体験をもとに語り、意見が交換された。

Nature 創刊150周年記念特集

著者インタビュー

柳沢 正史氏

「私」とNature  混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

「私」とNature  “ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

その他のNature 著者インタビュー

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ネイチャー・リサーチが主催するサイエンスカフェです。グローバルな視点から様々な分野のサイエンスについて、カジュアルな雰囲気の中、一緒に語り合います。

その他のイベント

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