Nature

Cover Story: ロボット化学者:実験化学の自律的手法

Nature 583, 7815 (2020年7月9日)

化学実験室では自動化が進んでいるが、これまでは、ロボットアームと実験装置を連動させるために、特注の自動機器やインターフェースを必要とすることが多かった。今回A Cooperたちは、自動車組み立てラインで見られるような移動ロボットを、人間と共に湿式化学実験室で動作するよう改良し、人間の化学者と同じ機器を使えるようにできることを示している。彼らは、ポリマー光触媒の性能の向上を目的として、このロボットをプログラムした。このロボットは、8日間で688回の実験を自律的に行い、最初の配合より活性が6倍高い光触媒混合物を見いだした。このタスクは、人間が行えば数か月かかると思われる。この方法は、実験機器ではなく研究者を自動化することによって、化学実験室において多くの応用を見いだすことができる可能性がある。

今週の目次とハイライト

The Nature Top Ten

バックナンバー

Nature 創刊150周年記念特集

Nature ダイジェスト

Nature は次に何をすべきか

2020年4月号

Nature が150周年を迎えたのを機に、その価値観と、Nature を改善する方法について考えることにした私たちは、読者の意見をどうしても聞きたくて、アンケート調査を実施しました。

イベントレポート

日本の科学の未来
― 持続可能な開発目標の達成に向けたビジョン ―

1869年創刊のNature は今年150周年を迎える。これを記念するシンポジウムが東京大学安田講堂で開催され、日本の科学のトップランナーである大隅良典氏、柳沢正史氏や、Nature 編集長のMagdalena Skipperらが集った。日本の科学の未来を各氏はどう見ているか。自らの研究や体験をもとに語り、意見が交換された。

Nature 創刊150周年記念特集

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

「私」とNature
 混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

「私」とNature
 “ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

その他のNature 著者インタビュー

Nature注目のハイライト

その他のハイライト

研究者の皆様

Nature 購読者の皆様への情報、また、Nature に論文投稿をお考えの方、すでに Nature に論文が掲載された著者の皆様に、リプリントサービスや購読特典をご紹介いたします。

著者の皆様へ

投稿サイト

Nature Café

ネイチャー・リサーチが主催するサイエンスカフェです。グローバルな視点から様々な分野のサイエンスについて、カジュアルな雰囲気の中、一緒に語り合います。

第21回「Taste science, culture and communication」

イベントレポート配信中

その他のイベント

研究職ほか最新お仕事求人情報

Nature Career

プライバシーマーク制度