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Cover Story: 特集:大人への道:青年期の科学

Nature 554, 7693 (2018年2月22日)

今週号では、ヒトの一生で最も誤解されている側面の1つである「青年期」を特集する。2本のNews Featureでは、危険を冒したがる傾向と反抗について神経科学的に探究し、青年期を定義する年齢の幅が広がりつつある現状に注目している。1つ目のCommentでは、発達心理学者のC Odgersが若者とデジタル技術の関係に取り組んでおり、2つ目のCommentでは、社会科学者のJ BoydenとR Blumが低所得や中所得の国々の青年期の日常生活を理解することの重要性を強調する。News & Viewsでは、青年期に神経接続の異常な剪定が起こると統合失調症になるとするFeinberg仮説を再評価する。そして、Careers Featureでは、ティーンエージャーに研究室での仕事を与える科学者を取り上げる。さらに、3編の論文では、青年期のいくつかのパラドックスが検討されている。小児科医R Dahlたちは、青年期を、身体的、認知的、社会感情的な急成長期とする証拠を再検討し、人類学者のC WorthmanとK Trangは、思春期の時期の歴史的変化、青年期の文化的定義とその影響の推移を分析し、疫学者のG Pattonたちは青年の健康に害を及ぼす要素がどのように次世代に影響を与え得るか調べている。これらの記事は、NatureおよびNature関連誌、姉妹出版物のScientific Americanの計10誌にわたる大規模な特集の一部である。(Introduction

Nature 著者インタビュー

柳沢 正史氏

混沌状態をすっきりさせるような研究が好き

長田 重一氏

長田重一大阪大学免疫学フロンティア研究センター教授は、アポトーシス(プログラム細胞死)の分子メカニズムの解明など、すばらしい業績を残してきた。いくつもの論文が引用ランキングに並ぶ。その始まりは、1980年に成功したインターフェロンα遺伝子のクローニングだった。

柳沢 正史氏

“ねむけ”の謎を解明したい

柳沢 正史氏

筑波大学大学院時代に見つけた血管収縮物質が世界の研究者の注目を集め、米国テキサス大学にスカウトされて1991年に渡米。後を追って留学してきた後輩の櫻井武(現・筑波大学 国際統合睡眠医学科研究機構;IIIS)とともにオレキシンを発見する。この脳内の神経伝達物質が睡眠と覚醒に関係していることから、本格的に睡眠学の研究を開始。現在IIISを主宰して、「ねむけとは何か」の解明を目指している。

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