Nature ハイライト

Cover Story: 海鳥が仕掛けるわな:ネズミの侵入による海鳥個体数の減少は熱帯サンゴ礁の生態系に悪影響を及ぼす

Nature 559, 7713

礁湖の上に作られた巣で親を待つカツオドリの雛。
礁湖の上に作られた巣で親を待つカツオドリの雛。 | 拡大する

Credit: Nick Graham

表紙は、中央インド洋のチャゴス諸島に生息する海鳥の1種アカアシカツオドリ(Sula sula)の写真である。今回N Grahamたちは、こうした海鳥の糞は、島の動植物相に戻るだけでなく、隣接するサンゴ礁生態系に流れ込んで、サンゴ礁に生息する魚類の生産力と機能を向上させることを示している。彼らは、ネズミが多く生息している島では、海鳥の数、ひいては栄養塩類の堆積量が激減していることも明らかにした。著者たちは、海洋島のネズミを根絶すれば、均衡が戻る可能性があり、最終的にサンゴ礁の回復力の向上に役立つと示唆している。

Letter p.250
doi: 10.1038/s41586-018-0202-3 | 日本語要約 | Full Text | PDF
News & Views p.190
doi: 10.1038/d41586-018-05355-y | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年7月12日号の Nature ハイライト

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