Nature ハイライト

惑星科学: 木星の見事なオーロラ

Nature 549, 7670

探査機ジュノーの紫外線分光計が撮影した、木星の南極領域のオーロラ。電子のエネルギー状態の違いが分かるよう、高・中・低エネルギーをそれぞれ赤・緑・青に色付けしている。
探査機ジュノーの紫外線分光計が撮影した、木星の南極領域のオーロラ。電子のエネルギー状態の違いが分かるよう、高・中・低エネルギーをそれぞれ赤・緑・青に色付けしている。 | 拡大する

Credit: G. Randy Gladstone

地球上で最も強いオーロラは、電子がコヒーレントに加速される離散的(discrete)過程によって生じる。もっと弱いオーロラは、磁気的に捕獲された電子の波動散乱に起因する。木星のオーロラは地球のオーロラより数桁強力なので、離散的過程によって生じると考えるのが自然だったが、探査機ジュノーによる初期のin situ観測では、この離散的過程の証拠は見つからなかった。今回B Maukたちは、オーロラの交差点上のいくつかで電子の離散的な下向きの加速を報告しているが、そのエネルギーフラックスは広帯域過程に起因するエネルギーフラックスよりはるかに小さく、広帯域特性は地球とは大きく異なる。

Letter p.66
doi: 10.1038/nature23648 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年9月7日号の Nature ハイライト

プライバシーマーク制度