Nature ハイライト

がん: 遺伝子融合タンパク質を2種類の薬の標的にするブックマーク

Nature 543, 7647

BCR–ABL1変異を標的とする現行の阻害剤はこれまでに多くの命を救ってきたが、抵抗性をもたらす変異のために適用範囲が限られている。今回、ABLの新しいアロステリック阻害剤ABL001の詳しい性質が調べられた。ABL001は、BCR–ABLが原因の悪性腫瘍で新しい機構で酵素活性を阻害するので、抵抗性が生じている症例にも使用できる可能性がある。著者たちは、この薬の効力と抵抗性出現の機序が他のBCR–ABLキナーゼ阻害剤とは重複しないことを指摘している。

Letter p.733
doi: 10.1038/nature21702 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年3月30日号の Nature ハイライト

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