Nature ハイライト

神経科学: マウスと記憶を解読ブックマーク

Nature 543, 7647

連想記憶の形成の基盤については、これまで分子や細胞の側面から多くの研究がなされてきたが、それに比べて神経集団が刺激間の連合をどのように符号化するかについてはあまりよく分かっていない。今回M Schnitzerたちは、自由行動するマウスで長期にわたり微小内視鏡による画像化を行い、条件刺激と無条件刺激を表現する扁桃体内の神経集団の活動を観測した。連合が形成され、強化されるのに伴って条件刺激の神経表現はだんだんと無条件刺激のそれに近づいていき、連合の消去中にはその逆が起こった。この知見は、教師付き学習モデルを裏付けており、扁桃体以外の脳領域で検証が可能である。

Article p.670
doi: 10.1038/nature21682 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年3月30日号の Nature ハイライト

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