Nature ハイライト

超伝導体:マヨラナモードがより現実的に

Nature 531, 7593

フェルミオンには、ディラック、ワイル、マヨラナと呼ばれる3つの基本的なタイプが存在することが分かっている。これまで後者の2つは観測されていなかったが、凝縮系においてワイルモードとマヨラナモードの存在を示す証拠が最近見つかった。特に、マヨラナモードの特徴が半導体–超伝導体ナノワイヤーデバイスで見いだされ、自明でないトポロジカル特性が予測されたことから、大きな関心を呼んだ。C Marcusたちは今回、そうしたデバイスにマヨラナモードが確かに存在することを示すのに不可欠な、もう1つの証拠について報告している。すなわち、ナノワイヤーが長くなるとともにエネルギー分裂が小さくなるという形で、マヨラナモードが指数関数的に保護されることを示した。今回の観測結果から、マヨラナモードを制御し、トポロジカル特性を明らかにする次の段階への道が開かれる。

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