Nature ハイライト

学習と記憶:自分の位置を知る

Nature 531, 7593

哺乳類は海馬とそれに隣接する領域を基盤とするナビゲーションシステムを持ち、それによって移動中の自身の位置を追跡し続けていることが、ここ数十年間の研究で分かってきた。しかし、動物が移動をやめたときにも脳は位置を追跡するのか、するとしたらどのように行っているのかは、よく分かっていなかった。今回L Frankたちは、動物の脳は動いているときも動いていないときも常に位置を追跡し続けていることを報告している。著者たちは、海馬のCA2領域に独特な海馬ニューロン群があり、覚醒して不動状態にあるときでも睡眠中でも現在位置の信号を発していることを明らかにした。

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