Nature ハイライト

医学:慢性感染に応答する造血幹細胞

Nature 465, 7299

Baldridgeたちは、Mycobacterium avium感染が造血幹細胞に対して強力な刺激効果を及ぼし、この刺激がインターフェロンγによって媒介されることを、細菌感染のマウスモデルを使って明らかにした。感染の間、循環血中の免疫細胞の数は細菌との戦いで減少していくが、この研究は骨髄中の未分化幹細胞がこの減少を補充する役割を担っていることを示唆している。この知見は、HIV/AIDSや結核のような慢性感染症や、骨髄移植の回復の際の治療薬としてのインターフェロンγの使用に関係してくる。

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