Nature ハイライト

物理:気泡のカスケード

Nature 465, 7299

液体–気体界面や固体–気体界面で気泡が破裂すると、一般的には、気泡は単に消えてなくなるだけだと予想され、この考え方は泡の発達に関する理論の中心となっている。だが、スライドガラス上での気泡の破裂カスケードの高速度写真撮影による新しい研究によれば、そうはならない。多くの場合、界面の気泡は破裂すると消えてなくなるのではなく、より小さい「娘気泡」が環状に発生する。この現象が起こるのは、破裂した気泡は予想に反して収縮する際に折りたたまれ、空気が閉じ込められて、より小さい気泡が環状に発生するためである。この知見は、健康管理、気象、バイオテクノロジー、ガラス製造などのさまざまな分野に関連する可能性がある。

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