Nature ハイライト

宇宙:規則的にふるまう活動銀河核

Nature 455, 7211

活動銀河核(AGN)はクエーサーと同様に、ブラックホール連星が大規模になったものだと考えられているが、AGNに見つかった超大質量ブラックホールでは、準周期的振動をとらえるのは難しいことがわかっている。これは不思議なことだ。なぜならブラックホールでは、こうした振動は一般に非常に明確になっているからである。今回、明るい活動銀河RE J1034+396に約1時間の周期をもつX線放射が観測されたことで、AGNでのこうした異例の事態が解決された。X線の変動は、ブラックホールのすぐ近くで発生している。この現象やこれと類似の現象を研究すれば、ブラックホール周囲の降着流についてもっと多くのことが明らかになるだろう。

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