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惑星科学:金星の夜側の大気循環が明らかに

Nature 595, 7868

金星の夜側の大気循環はまだ明らかになっておらず、そのため、惑星の全体的な大気循環の理解が難しくなっている。今回、福谷貴一(東京大学)たちは、金星探査機「あかつき」から得られた観測結果を用いて、平均南北循環は、全ての経度にわたって平均すると非常に弱く、これは、雲頂の上に存在する極方向の循環が、今回明らかになった雲中に存在する赤道方向の循環によって相殺されるためであることを示している。こうした対照的な循環に関連する半日潮汐によって、金星のスーパーローテーションの多くが説明できる。

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