Review Summary

疾患のメカニズム:癌の治療標的候補としてのメチル化DNA結合蛋白

Nature Reviews Clinical Oncology

2007年5月1日

Mechanisms of Disease: methyl-binding domain proteins as potential therapeutic targets in cancer

本総説のための情報収集にはPubMedおよびMEDLINEデータベースを利用し、2005年11月1日までに発表された論文を検索した。電子的に先行掲載された論文も含めて検索し、英語で発表された論文のみを対象とした。検索語は「DNAメチル化(DNA methylation)」を以下の語と組み合わせ用いた:「MBD」「エピジェネティクス(epigenetics)」「Kaiso」「メチル化DNA結合ドメイン(Methyl binding domain)」「DNA結合(DNA binding)」「メチル化CpG(methylated CpG)」「DNAメチル化酵素(DNMT)」「腸腺腫(intestinal adenoma)」「メチル化状態(methylation status)」の各語を。可能な限り一次資料を引用した。論文のフルテキストを入手し、参考文献を調べて必要に応じて情報を追加した。参考文献は、特に他施設における既報文献による裏付けがあるなど、臨床的および実験的な根拠の確かさに基づいて選別した。

doi:10.1038/ncponc0812

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