Review Summary

技術への洞察:画像ガイド下ロボット放射線手術‐脊髄病変の非侵襲的切除のための新たなアプローチ

Nature Reviews Clinical Oncology

2008年7月1日

Technology Insight: image-guided robotic radiosurgery—a new approach for noninvasive ablation of spinal lesions

2005年9月から2007年6月に発表された文献について、PubMedデータベースを検索することにより参考文献を特定した。検索語として、「脊椎(spine)」「脊髄(spinal cord)」「良性(benign)」「腫瘍(tumor)」「動静脈奇形(arteriovenous malformation)」「癌(cancer)」「転移(metastasis)」を、「放射線手術(radiosurgery)」と組み合わせて使用した。検索から多くの論文を入手したが、1回または少数回の高精度照射(highly accurate)および原体照射と定義した、放射線手術の技術 細およびアウトカムを主に報告している論文に重点を置いた。この方法で特定した文献は、米国脳神経外科学会議(AANS)、米国脳神経外科コングレス(CNS)、米国放射線腫瘍学会(ASTRO)により承認されたガイドラインに基づいて「放射線手術」について報告していた。放射線手術治療の詳細(使用線量、最大線量、腫瘍体積など)または十分な追跡調査(中央値6カ月以上)を記していない論文と、少数の患者(5例未満)のみを報告した論文は対象外とした。

doi:10.1038/ncponc1131

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