目次

Editorials

欧州の化学物質規制が厳格化されたが、安全性試験での動物の利用を減らすため、毒物学のさらなる努力が必要だ。

p.563

doi: 10.1038/453563b

ヒト体内の微生物叢マイクロビオームの解明は、有望な最先端研究だが、過大な期待をあおらないよう気をつけるべきだ。

p.563

doi: 10.1038/453563a

最貧国の科学者たちと世界各国の科学者たちとを結ぶ社会的ネットワークをつくろうという「国境なき科学者」の計画は、大いに支援すべきだ。

p.564

doi: 10.1038/453564a

News

世界で最初につくられた独立科学研究施設、英王立研究所が装いも新たに。

p.568

doi: 10.1038/453568a

1900年代に何回か観測された不可解な気候データは、測定方法の不統一などの人為的な要因によることが判明。

p.569

doi: 10.1038/453569a

SPECIAL REPORT 民間企業が、肥満やアルツハイマー病などのリスクの予測につながる遺伝子検査の受注を始めているが、病気の予防にどの程度有効なのだろうか。

p.570

doi: 10.1038/453570a

フランスの国立科学研究センターCNRSが分かれて、6つの半独立的研究機関に。

p.573

doi: 10.1038/453573a

最古の胎生脊椎動物の化石を、オーストラリアの研究者が発見。

p.575

doi: 10.1038/453575a

News Features

ヒトマイクロビオーム:内幕

p.578

ヒトは体内の膨大な数の微生物と共存しており、これを明らかにしようという国際プロジェクト「ヒトマイクロビオーム計画」が進んでいる。

doi: 10.1038/453578a

ヒトマイクロビオーム:腹を割って

p.581

生体内に存在する生態系を実際に見るという、珍しい機会に恵まれる消化管移植医に話を聞く。

doi: 10.1038/453581a

海洋微生物学:死の起源

p.583

プログラム細胞死は動植物だけにみられるものと考えられているが、光合成プランクトンにも不思議なほど似通った自殺方法がみられる。

doi: 10.1038/453583a

News & Views

気候変動:気温バイアスの重大問題

p.601

海面温度の全球記録に、みえない測定の偏りがあったことが突き止められた。この不一致は修正が必要だろうが、全体的な温暖化傾向という結論への影響はないだろう。

doi: 10.1038/453601a

免疫学:腸を落ち着かせる多糖

p.602

腸は微生物学研究の新たな最前線とされ、斬新な研究の機会を多数与えてくれる。このような研究の成果の1つは、マウス腸での炎症が細菌の糖によって軽減するというものだ。

doi: 10.1038/453602a

がん:甘いささやき

p.604

遺伝学的な変異ががんの一因であることについては議論の余地はない。さらに最近になって、がん細胞の微小環境が、がんの進行に従来考えられていたよりもずっと強い影響を与えていることがわかってきた。

doi: 10.1038/453604a

進化生物学:小さな生物での性比

p.605

性比の進化理論は、体の大小を問わず、すべての生物に適用可能と考えられる。マラリア原虫の雄性配偶子細胞と雌性配偶子細胞の比についての研究から、期待にたがわない結果が得られた。

doi: 10.1038/453605a

数理物理学:きっちり詰めたり、緩く詰めたり

p.606

砂粒などの粒子を空間内に詰め込む際の決定因子は何なのだろうか。こうした系についての、幾何学的性質と摩擦の相互作用に関する徹底した研究から、より一般的な解明に向けた進展が得られた。

doi: 10.1038/453606a

Articles

進化:マラリア原虫の性比調節と血縁識別

Sex ratio adjustment and kin discrimination in malaria parasites p.609

doi: 10.1038/nature06954

医学:ヒトA型インフルエンザウイルスのゲノム的、疫学的動態

The genomic and epidemiological dynamics of human influenza A virus p.615

doi: 10.1038/nature06945

医学:微生物の共生因子は腸の炎症性疾患を防止する

A microbial symbiosis factor prevents intestinal inflammatory disease p.620

doi: 10.1038/nature07008

Letters

宇宙:マグネターSGR 1900+14を取り囲む赤外環

An infrared ring around the magnetar SGR 1900+14 p.626

doi: 10.1038/nature06987

物理:単一分子量子ドットの量子相転移

Quantum phase transition in a single-molecule quantum dot p.633

doi: 10.1038/nature06930

材料:反応性ファセットの割合が大きいアナターゼ型TiO2単結晶

Anatase TiO2 single crystals with a large percentage of reactive facets p.638

doi: 10.1038/nature06964

気候:赤道域の永久凍土層に含まれるメタンクラスレートの不安定化によるスノーボールアースの終焉

Snowball Earth termination by destabilization of equatorial permafrost methane clathrate p.642

doi: 10.1038/nature06961

気候:全球表面温度観測記録における20世紀半ばの大きな不連続箇所

A large discontinuity in the mid-twentieth century in observed global-mean surface temperature p.646

doi: 10.1038/nature06982

生態:海洋地殻における微生物の個体数と多様性

Abundance and diversity of microbial life in ocean crust p.653

doi: 10.1038/nature06899

遺伝:機能的ゲノムスクリーニングによって明らかになった脂肪滴形成と利用にかかわる遺伝子

Functional genomic screen reveals genes involved in lipid-droplet formation and utilization p.657

doi: 10.1038/nature06928

細胞:血管新生では、内皮細胞移動の制御にPI3Kのp110αアイソフォームが選択的に必要とされる

Angiogenesis selectively requires the p110α isoform of PI3K to control endothelial cell migration p.662

doi: 10.1038/nature06892

医学:インフルエンザウイルスに対する高親和性ヒトモノクローナル抗体の迅速なクローニング

Rapid cloning of high-affinity human monoclonal antibodies against influenza virus p.667

doi: 10.1038/nature06890

細胞:CLEC5Aはデング熱ウイルスが誘発する致死性疾患で重要な役割を果たす

CLEC5A is critical for dengue-virus-induced lethal disease p.672

doi: 10.1038/nature07013

遺伝子:一本鎖DNA結合タンパク質hSSB1はゲノムの安定性に極めて重要である

Single-stranded DNA-binding protein hSSB1 is critical for genomic stability p.677

doi: 10.1038/nature06883

細胞:HP1-βの可動化がクロマチンの変化を促進し、DNA損傷応答を開始させる

HP1-β mobilization promotes chromatin changes that initiate the DNA damage response p.682

doi: 10.1038/nature06875

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