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宇宙:マグネターSGR 1900+14を取り囲む赤外環

Nature 453, 7195 doi: 10.1038/nature06987

マグネターは、極めて強力な磁場(>1014 G)をもち、ゆっくりと自転する(およそ5〜12 sの周期)特殊な中性子星で、その磁場は「通常の」電波パルサーより少なくとも1桁は大きい。これら2種類の天体間に考えられる進化上の関連と違いは、まだわかっていない。しかし最近の研究では、マグネターと非常に大質量の星である前駆天体とを結びつける状況証拠が得られている。本論文では、マグネターSGR 1900+14を取り囲む楕円形の環あるいは殻の赤外領域での発見について報告する。環の外観とエネルギー収支は、前駆天体の質量損失、あるいはそれに引き続いて起こった超新星残骸の進化という枠組みで解釈することは難しい。我々は、1998年8月に発生源のマグネターから放出された巨大フレアによって、その周囲の環境内に塵のない空洞がつくられたと考える。フレアで解放される全エネルギーを考えると、理論的に予測される塵の破壊半径は、観測された環の大きさとよく一致する。SGR 1900+14と大質量星の星団との関係は明白であり、その結果、マグネターと大質量星の間をしっかり結びつけるものだと結論される。

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