The Nature Top Ten アクセスランキング
Nature アクセスランキングでは、前月nature.comで、最もダウンロードが多かった記事や論文をランキングしています。日本サイトでは、一部日本語要約も掲載しております。ここにおけるランクは、論文・記事の質、科学的重要性、引用回数などを示すものではありません。人気のあったコンテンツをお楽しみください。
2025年12月31日 ~ 2026年1月30日
DNAトランスポゾンを切り取って遺伝子の混乱を防ぐSOSスプライシング系
Nature 649 2026年1月8日
今回、線虫とヒトの細胞にはmRNAからDNAトランスポゾンの配列を取り除くRNAスプライシング系のSOSが存在することが述べられている。
News & Views doi: 10.1038/10.1038/d41586-025-03734-w
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09853-8
フェロトーシス感受性を肺がん治療の新戦略にする
Nature 649 2026年1月8日
今回、FSP1(ferroptosis suppressor protein 1)の阻害剤の1つが、肺がんにおいてフェロトーシスの引き金となることが明らかにされている。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09710-8
リンパ節転移した黒色腫細胞の新たな敵
Nature 649 2026年1月8日
今回、黒色腫細胞は、リンパ節に転移する際にはフェロトーシスから身を守るためにFSP1(ferroptosis suppressor protein 1)に依存するようになり、その結果、このようなリンパ節転移巣がFSP1阻害剤に感受性となることが示された。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09709-1
ヒト細胞のネクロトーシスで細胞膜破裂を仲介する因子
Nature 649 2026年1月8日
H Nohたちは今回、SIGLEC12タンパク質が、ヒト細胞のネクロトーシスにおける細胞膜破裂に関わるメディエーターであることを報告している。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09741-1
出産と授乳のサイクルは乳房の抗腫瘍免疫を高める
Nature 649 2026年1月8日
B Virassamyたちは今回、妊娠と授乳のサイクルの完了は、乳腺で組織常在性CD8+ T細胞数を増加させ、トリプルネガティブ乳がん(TNBC)におけるこれらのCD8+ T細胞浸潤の増加と腫瘍増殖の減少にも関連することを実証している。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09713-5
タンザニアでの蚊の遺伝子ドライブによるマラリア抑制
Nature 649 2026年1月8日
遺伝子ドライブは、殺虫剤を必要とせずに、蚊の個体群や感染力を制御するための強力な手法になる可能性がある。今回、遺伝子ドライブを用いることにより、患者由来の熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum)の感染に対する抵抗性を蚊に付与できたことが報告されている。この研究ではさらに、マラリアがエンデミック(風土病)となっているサハラ以南アフリカの現地で、蚊を改変して、飼育するのに用いられる移動可能な実験室の建設についても説明されている。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09685-6
北米でのH5N1インフルエンザ動物間流行の伝播要因
Nature 649 2026年1月8日
今回、北米でのH5N1インフルエンザウイルスの拡散は、野鳥によって駆動されたことが報告されている。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09737-x
うつ病治療の鍵はアデノシンか
Nature 649 2026年1月8日
今回M Luoたちは、脳内のアデノシンシグナル伝達が、ケタミンや電気痙攣療法(ECT)、それに関連する介入法の急速な抗うつ効果を駆動する重要な機構であることを示唆している。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09755-9
病害抵抗性遺伝子を差し替える
Nature 649 2026年1月8日
今回、植物免疫遺伝子の系統学的情報に基づいたカタログが、ジャガイモの病害抵抗性を改変するためのプラグイン戦略を可能にすることが報告されている。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09678-5
新たに発見された原生生物のスーパーグループ
Nature 649 2026年1月8日
今回、非常に奇妙な原生生物の新属新種が発見され、初期の真核生物で起きた放散についての理解が深まるとともに、これまで系統関係が不明だったいくつかの分類群が1つにまとめられ、ミトコンドリアの進化史についての手掛かりが得られた。
Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09750-0

