The Nature Top Ten アクセスランキング

Nature アクセスランキングでは、前月nature.comで、最もダウンロードが多かった記事や論文をランキングしています。日本サイトでは、一部日本語要約も掲載しております。ここにおけるランクは、論文・記事の質、科学的重要性、引用回数などを示すものではありません。人気のあったコンテンツをお楽しみください。

2026年1月22日 ~ 2026年2月21日

1

ATPアーゼがmRNAの核外輸送の重要段階を推進

Nature 649 2026年1月22日

今回、ヒトのメッセンジャーRNA(mRNA)を核から外へ運び出すための準備段階において、ATPアーゼDDX39/UAP56がATPによってゲートの開閉が行われる分子スイッチとして働いて、転写–核外輸送(TREX)複合体から核膜孔複合体への移動を誘導することが明らかになった。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09832-z

2

キナーゼ阻害剤がキナーゼを不安定化する仕組み

Nature 649 2026年1月22日

いくつかの小分子キナーゼ阻害剤は、標的であるキナーゼの触媒作用を阻害するだけでなく、キナーゼ自体をタンパク質分解の対象にさせるが、今回、その仕組みが明らかにされた。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09763-9

3

絶食が乳がんで内分泌療法の効果を高める仕組み

Nature 649 2026年1月22日

今回、マウスを用いた研究によって、絶食がグルココルチコイド受容体の活性化を介して、乳がんの内分泌療法の効果を高めることが報告されている。この結果は、臨床試験で得られた患者データによって裏付けられた。

News & Views doi: 10.1038/10.1038/d41586-025-03809-8

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09869-0

4

好中球区画の統合的地図

Nature 649 2026年1月22日

D Cerezo-Wallisたちは今回、マウスで、47の解剖学的・生理学的・病理学的状況における好中球の単一細胞トランスクリプトーム構造の特徴を明らかにし、好中球の統合的な地図を作成したことを報告している。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09807-0

5

肝臓で見つかった新たな免疫組織

Nature 649 2026年1月22日

今回、肝臓内に、誘導性肝関連リンパ組織(iHALT)と呼ばれる、組織化された新たなリンパ構造が見いだされた。iHALTはマウスとヒトの両方に存在し、肝臓外の免疫系とは完全に独立して肝臓の免疫応答を調整している。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09803-4

6

健康な人の腸マイクロバイオームでのファージ動態

Nature 649 2026年1月22日

今回、ロングリード塩基配列解読を用いて、2年間にわたるヒト腸マイクロバイオームにおけるプロファージの存在量と安定性が示され、これにより、プロファージの誘導、宿主域、生活環についての手掛かりが得られた。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09786-2

7

デンマークの環境マイクロバイオームアトラス

Nature 649 2026年1月22日

今回、人為的な撹乱を受けた環境を含む、デンマークのさまざまな環境の微生物多様性についての大規模な概要が示された。このrRNA参照データベース「Microflora Danica」は、微生物群集の構成に関する既存の情報資源を大幅に拡張しており、生態学的に重要でありながら、これまで特徴が明らかでなかったいくつかの系統を明らかにしている。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09794-2

8

救助指令は遠くから来る

Nature 649 2026年1月22日

今回J Burdaたちは、脊髄損傷後に損傷部から遠い場所にあるアストロサイトが、明確に区別される一連の反応性状態を獲得してミクログリアの脂質代謝と破片除去を調節し、白質の修復と神経学的回復を促していることを示している。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09887-y

9

経済的不平等がメンタルヘルスに及ぼす影響は限定的

Nature 649 2026年1月22日

経済的不平等はメンタルヘルスにどのように関係しているのだろうか。今回、メタ解析により、この関係性は低所得層と高インフレの状況でのみ明確であるという、複雑な実態が明らかになった。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09797-z

10

2つの類似した関連解析で結果が異なる理由

Nature 649 2026年1月22日

今回、ゲノム規模関連解析(GWAS)とまれなバリアントの負荷試験では、異なる基準に基づいて候補遺伝子の優先順位付けが行われていることが示された。これは遺伝学的関連解析の解釈に影響を与える。

Article doi: 10.1038/10.1038/s41586-025-09703-7

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