Nature ハイライト

太陽物理学:コロナジェット形成の再検討

Nature 523, 7561

太陽大気では、過渡的なジェット構造がよく観察される。コロナのX線ジェットは、これらのうち最も高温のもので、表面下から新たに発生したコンパクトな磁気双極子が、周囲のほぼ放射状のコロナ磁場と再結合するときに生じると広く考えられている。今回A Sterlingたちは、この「浮上磁場」モデルを検証するために行った、極域のコロナホールで無作為に選択したX線ジェット20個の、X線および極端紫外線での高解像度観測結果を報告している。その結果、各ジェットでは、浮上磁場モデルとは対照的に、ジェットを生成する再結合が、太陽フレアの形成を駆動する大きなフィラメントに類似したミニフィラメントの爆発によって駆動されることが見いだされた。

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