Nature ハイライト

幹細胞:iPS細胞の潜在能力の有無を示す細胞マーカー

Nature 521, 7552

誘導多能性幹細胞(iPS)への再プログラム化がうまく起こっている途中の細胞を単離するこれまでの試みは、細胞がドナー細胞の特性を徐々に失い、次第にiPS細胞の特性を獲得していくという仮定に基づいていた。今回、M Wernigたちはこの過程の初期に現れる細胞表面マーカーを明らかにした。これらのマーカーは、元の繊維芽細胞でも、作製された多能性細胞でも発現していない。著者たちは、これらのマーカー(CD73、CD49d、CD200など)を持つ細胞を単離し、発現をプロファイリングすることで、再プログラム化に必要とされる新規の転写調節因子を明らかにし、この過程の機構に関する手掛かりを得た。

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