Nature ハイライト

医学:インフルエンザウイルスの進化を把握

Nature 507, 7490

インフルエンザウイルスの今後の進化を予測するための計算手法が、M ŁukszaとM Lässigによって報告された。2人は、これまでに見つかった全インフルエンザウイルス株の集団遺伝学データに基づいて、ウイルスのタンパク質であるヘマグルチニンの適応度モデルを考案した。これを用いれば、現在見つかっている分岐群の今後の進化を予測できる。この計算モデルは、ワクチン用ウイルス株の選択手法の向上につながると期待される。

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