Nature ハイライト

分子生物学:mRNA上で終わりを宣言する

Nature 505, 7481

高等真核生物のメッセンジャーRNAはN6-メチルアデノシンによって広く修飾されているが、この修飾の機能上の役割は分かっていなかった。今回C Heたちは、ヒト細胞ではmRNA上のこのような修飾された塩基はYTHDF2ファミリーのタンパク質によって認識されていること、またさまざまな非コードRNAでも同様な認識が行われていることを明らかにした。このようなタンパク質は、RNAに結合してそのRNAを細胞のRNA分解部位へと送り込むことで分解を仲介する。つまりこの修飾は、こうしたやり方によってRNAの寿命調節因子として働いているのである。

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