Nature ハイライト

細胞:アポトーシス細胞をメニューに載せる

Nature 450, 7168

多細胞生物にみられるプログラム細胞死の過程では、多くの細胞がマクロファージにより貪食され、それによって、死にゆく細胞からの有害物質の放出が防がれる。このような「アポトーシスを起こした」細胞は、その表面に「eat-me(私を食べて)」シグナルとしてホスファチジルセリン(PS)を露出している。宮西正憲たちは、受容体であるTim4およびTim1が食細胞によるPSの認識に関与していることを示し、一方、Parkたちは、哺乳類のマクロファージではBAI1タンパク質がPS受容体であることを示している。

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