Nature ハイライト

生化学:膜を突き抜けるデザイナーチャネル

Nature 585, 7823

タンパク質ポアのde novo設計は、小型分子を透過させるのに十分なサイズのポアが開いたままとなるように安定性を保つ必要があるので、非常に難しい。今回D Bakerたちは、同心円状の2つのαヘリックス環からなる安定なポアを設計したことについて報告している。ポアの1つは12本のヘリックスからなり直径は4 Å、もう1つは16本のヘリックスからなり直径は10 Åである。小さい方のポアを、昆虫細胞で膜に埋め込まれた状態で発現させたところ、イオンが膜を通過して運ばれ、高い選択性を示すことが実証された。一方、大きい方の膜貫通ポアをリポソームに取り込ませると、色素分子が膜を透過できるようになった。

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