Research Press Release
クールなキングペンギンのヒナ
Nature Communications
2011年8月17日
キングペンギンのヒナは、体温を下げてエネルギーを節約することが判明した。これは、異温性というプロセスだが、キングペンギンのような大型の鳥類で見つかったのは予想外だ。このことは、キングペンギンのヒナが、冬に親が戻ってくるまでの最大5か月間にわたって絶食できることを説明できるかもしれない。詳細を報告する論文が、今週、Nature Communicationsに掲載される。 G Eichhornたちは、野生状態で生息するキングペンギンのヒナの体温を測定し、ヒナが、冷たい食餌や悪天候に応じて体温を低下させることを発見した。キングペンギンのヒナは、異温性によって、厳しい気候の中での長期間の成長期にエネルギーを節約し、数か月にわたって断続的に絶食できるようになっている。
doi:10.1038/ncomms1436
「Nature 関連誌注目のハイライト」は、ネイチャー広報部門が報道関係者向けに作成したリリースを翻訳したものです。より正確かつ詳細な情報が必要な場合には、必ず原著論文をご覧ください。
注目のハイライト
-
動物学:マッコウクジラの出産を「深掘り」するScientific Reports
-
生物学:微小重力は卵子の受精と初期胚発生を阻害するCommunications Biology
-
古生物学:遺伝学が明らかにしたヨーロッパにおける最古の犬の歴史Nature
-
経済学:気候変動のコストNature
-
気候:中程度の温暖化でも極端な地球規模の気候変動が起こるかもしれないNature
-
工学:乾燥地域における炭素貯留の新たな解決策Nature
