注目の論文
太平洋の巨大火山
Nature Geoscience
2013年9月9日
A volcanic giant in the Pacific Ocean
北西太平洋のシャツキー海台の一部であるタム山塊は、一つの巨大な火山である可能性があるという報告が、今週オンライン版に掲載される。もしそうであれば、この火山は地球上で知られている最大の火山となるかもしれない。
William Sagerらは、地震学データと北西太平洋の海底で掘削された岩石試料を用いて約1億4500万年前に形成されたタム山塊の構造を解析した。彼らは、それがおそらくイギリス諸島の大きさを持つ、1つの巨大な火山であることを発見した。もしそうであるならば、それは火星のオリンポス火山の大きさに匹敵し、太陽系最大の火山の1つとなる可能性がある。
doi: 10.1038/ngeo1934
注目の論文
-
9月19日
気候変動:山火事の煙による年間死亡者数は増加すると予測されるNature
-
9月19日
古生物学:南米の琥珀層に古代昆虫が「ひしめき合う」Communications Earth & Environment
-
9月18日
気候変動:温暖化によるサンゴ礁の緩衝機能の危機Nature
-
9月18日
古生物学:初期のドーム頭を持つ恐竜Nature
-
9月17日
気候変動:温暖化が熱帯地域の土壌からの二酸化炭素排出を増加させるNature Communications
-
9月12日
環境:アマゾン先住民の領域が人間の健康に恩恵をもたらすCommunications Earth & Environment