注目の論文
炭素と地下水の相互作用に対する高貴な手がかり
Nature Geoscience
2009年7月27日
Noble clues to interaction between carbon and groundwater
地下水は帯水層とガス田に二酸化炭素を貯留するうえでカギとなり、原油などの多くの炭化水素鉱床形成で重要な役割を果たす。現代社会は全体として化石燃料のエネルギー源に依存しているが、そのためにまた、気候を変動させる大気中二酸化炭素濃度の上昇を招いている。
B S LollarとC Ballentineは、ネオンとアルゴンを含む希ガスを、地下水中の二酸化炭素の移動と循環を追うためのトレーサーとして用いることについて再検討している。彼らの評価は、地下水が帯水層に入ってくる二酸化炭素の大部分を貯めることができることを示している。地下水はまた、炭化水素を輸送して地下に貯めることで、掘削によってより簡単に回収できることもできる。しかしながら、地下水はまた既存の貯留層に対する劣化も起こす。
彼らは、大気中から取り除いて帯水層や油田・ガス田に貯留した人類起源の二酸化炭素の漏出を希ガスによって監視することができる、と結論付けている。
doi: 10.1038/ngeo588
注目の論文
-
5月15日
気候:玄武岩はより環境に優しいセメントの鍵となるかもしれないCommunications Sustainability
-
5月14日
気候:複合的な極端気象が炭素収支の再考を迫る可能性Nature
-
5月7日
生態学:花粉媒介者は小規模農家の健康と収入を支えているNature
-
5月5日
気候:大気中のマイクロプラスチックが地球温暖化の一因となるかもしれないNature Climate Change
-
5月5日
天文学:冥王星の類似天体の周囲に薄い大気がある証拠Nature Astronomy
-
4月23日
疫学:コウモリ由来コロナウイルスがヒト細胞に侵入する経路を特定Nature
