注目の論文
栄養素により悪化する沿岸の酸化
Nature Geoscience
2011年10月24日
Coastal acidification exacerbated by nutrients
栄養素のレベルが高いことで沿岸水は海洋酸性化の影響をより受けやすいとの報告が寄せられている。大気からの二酸化炭素の入力とともに、沿岸水への人工的な栄養素の入力は、これらの水の酸性度増大をもたらしうる。
W-J Caiらはメキシコ湾北部と東シナ海で収集されたデータを用いて、沿岸水の酸性度に対する栄養素の入力の影響を調べた。予想されたとおり、栄養素のレベルが高いと微生物活動が増大するために植物プランクトンの大増殖と海水酸性度の増大をもたらす。しかし、モデルシミュレーションは、酸性度の増大が植物プランクトン大増殖と大気からの二酸化炭素入力の独立した効果を単純に足しあわせたものよりも大きくなることを示している。
Caiらは、酸性度がさらに増大するのはこれらの水がpHの変化を緩衝する能力が減少するためであると示唆している。
doi: 10.1038/ngeo1297
注目の論文
-
3月19日
気候科学:300万年にわたる氷と気候の物語Nature
-
3月17日
天文学:リュウグウの試料から5種類すべての核酸塩基が検出されるNature Astronomy
-
3月17日
環境:合成化学物質は海洋生態系に広く分布しているNature Geoscience
-
3月13日
古生物学:北米における異例の大きさのティラノサウルス類Scientific Reports
-
3月12日
天文学:マグネターが超明るい超新星のエンジンであるかもしれないNature
-
3月11日
考古学:古代ペルーで生きたインコがアンデス山脈を越えて運ばれたNature Communications
