注目の論文
岩屑流が成長する理由
Nature Geoscience
2010年12月20日
How debris flows grow
湿った土地の上を動く地滑りは、流れの重さが堆積物粒子間の水圧を増加させるので運動量を得る。このことにより、流れの底で摩擦が減少し、質量を得て速度が増すことになるとの報告が寄せられている。
R Iversonらは、独自の95メートルの長さをもつ水路を用いて、地滑りが成長したり遅くなったりするメカニズムを評価した。彼らは、質量と速度が増加するためのカギは、底にある湿った堆積層の存在であることを見いだした。すなわち、乾いた土の上を動く岩屑流は、底が湿った上を動く場合よりも、物質も速度も増加は少ないのである。
多くの地滑りは強い降雨や融雪が引き金となって起きるが、このメカニズムは地滑りの規模が劇的に増大する理由の一部を説明できる。
doi: 10.1038/ngeo1040
注目の論文
-
3月19日
気候科学:300万年にわたる氷と気候の物語Nature
-
3月17日
天文学:リュウグウの試料から5種類すべての核酸塩基が検出されるNature Astronomy
-
3月17日
環境:合成化学物質は海洋生態系に広く分布しているNature Geoscience
-
3月13日
古生物学:北米における異例の大きさのティラノサウルス類Scientific Reports
-
3月12日
天文学:マグネターが超明るい超新星のエンジンであるかもしれないNature
-
3月11日
考古学:古代ペルーで生きたインコがアンデス山脈を越えて運ばれたNature Communications
