注目の論文

ガラスでできた世界最小のポンプ

Nature Nanotechnology

2010年5月17日

World’s smallest pump is made from pure glass

ヒトの赤血球ほどの大きさのポンプが純粋なガラスから作られたことが、Nature Nanotechnology (電子版)に掲載される。そのポンプは、毎秒千兆分の1リットルの流量を制御できるものであり、これを使えば化学物質や生体物質の分析・合成を行う超小型実験室を作製できる。

A Huntらが作製したポンプは、非常に薄いガラスが絶縁体から導電体に可逆的に変化することを利用している。そのようなガラス電極は、流体マシンの新たな可能性を開くものである。

doi: 10.1038/nnano.2010.81

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