注目の論文
HIVを寄せ付けない
Nature Chemical Biology
2009年9月7日
Holding off HIV
HIVの宿主細胞への侵入を阻害する新しい戦略が発見されたという研究成果が、Nature Chemical Biology(電子版)に掲載される。
通常、HIVは、表面のタンパク質gp120が宿主細胞の受容体と結合したときに細胞に侵入する。この過程で、gp120はまず受容体CD4と結合する。CD4は、gp120の構造を変化させて、CCR5やヘパラン硫酸などの第二の受容体と結合することができるようにする。
今回、H Lortat-Jacobたちは、CD4と似たアミノ酸配列およびヘパラン硫酸と似た炭水化物配列を含み、gp120上の両方の部位と結合する分子を作製した。この新しい戦略は、細胞検定でHIV感染を極めて効果的に阻害したことから、今後の抗ウイルス研究に重要な意義をもつと考えられる。
doi: 10.1038/nchembio.207
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