Nature ハイライト

神経科学:師匠に学ぶ

Nature 563, 7729

キンカチョウの成鳥。
キンカチョウの成鳥。 | 拡大する

Credit: AlexandraPhotos / Moment / Getty Images

キンカチョウの雄の幼鳥は手本となる成鳥のチューターからさえずりを学ぶ。これは、行動の文化伝達の十分に確立された例だが、幼鳥がどのようにして適切なチューターを見つけ、そのさえずりをまねるのかは分かっていない。今回R Mooneyたちは、幼鳥の中脳水道周囲灰白質のニューロンはチューターのさえずりによって興奮するが、スピーカー越しに聞かされたさえずりには反応しないことを明らかにしている。これらのニューロンは感覚運動皮質内でドーパミンを放出することで、適切なチューターが存在するときにだけさえずりを正しく符号化し、そのさえずり表現を模倣するのを可能にしている。

2018年11月1日号の Nature ハイライト

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