Nature ハイライト

神経科学: ドーパミンニューロンが次の運動を生み出す仕組み

Nature 554, 7691

黒質緻密部(SNc)という脳の特定の領域のドーパミンニューロンの欠失は、パーキンソン病患者の運動開始障害や運動の緩慢さの原因である。R Costaたちは、ドーパミンニューロンの運動と報酬に関する役割を探求した。マウスでは、SNcのドーパミンニューロンが自発運動の前に一過的に活動した。このニューロンは、運動の開始に関係するが、特定の動作に選択的であるわけではない。ドーパミンニューロンの活動を操作すると、次の運動を開始する確率と運動の速度が変わるが、進行中の運動には影響しない。これらの知見は、ドーパミン信号が自己ペース運動のゲーティングや促進に関する一般的信号として働いていることを示唆している。

Letter p.244
doi: 10.1038/nature25457 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2018年2月8日号の Nature ハイライト

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