Nature ハイライト

遺伝学: 抗がん剤抵抗性を引き起こすlncRNA

Nature 548, 7667

ヒトゲノムには非常に多くの長鎖非コードRNA(lncRNA)座位が存在するが、これらの領域の多くの、健康や疾患での機能的役割を明らかにすることは難しい。今回、ゲノム規模のCRISPR–Cas9活性化スクリーニング手法が開発され、黒色腫細胞においてBRAF阻害剤への抵抗性に影響を及ぼすlncRNA座位が突き止められた。このスクリーニングにより、遺伝子発現に局所的あるいは長距離の役割を持ついくつかの新しい候補座位が明らかになった。その1つがEMICERIであり、この座位は進行期黒色腫の臨床的治療に承認されたベムラフェニブに対する抵抗性を引き起こす遺伝子の活性化を制御する。

Letter p.343
doi: 10.1038/nature23451 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年8月17日号の Nature ハイライト

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