Nature ハイライト

構造生物学:準備万全状態のスプライソソームを可視化

Nature 546, 7660

DNAのタンパク質コード領域は、非コード領域であるイントロンにより中断されている。大型の多サブユニット複合体であるスプライソソームは、メッセンジャーRNAがタンパク質に翻訳される前にそこに含まれるイントロンを除去するのに使われている。イントロン上に活性のあるスプライソソーム複合体を形成するには、サブ複合体の段階的な集合、それに続く再編成といくつかの因子の除去が必要である。長井潔(英国MRC分子生物学研究所)たちは今回、プレ触媒状態の準備が済んだB複合体スプライソソームの構造を解いた。以前に報告されたスプライソソームの構造では可視化されなかった複数の因子が見つかったことで、この複合体が活性化する過程に関する新たな知見が得られた。

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