Nature ハイライト

進化学: 鳥類のくちばし形状の進化ブックマーク

Nature 542, 7641

鳥類のくちばしの三次元スキャン画像。形状の多様性が見て取れる。
鳥類のくちばしの三次元スキャン画像。形状の多様性が見て取れる。 | 拡大する

Credit: Gavin Thomas

生物学的多様性は何によって形作られているのだろうか。今回、2000種を超す鳥類の研究から、くちばしの形状の多様性は、鳥類の進化がより沈静化した状態に落ち着く以前の初期段階に拡大したことが示され、ダーウィンの「くさび」式の自然淘汰説が支持された。しかし意外だったのは、このパターンが時間的変動とは連動していないことで、初期の進化の速度はその後の進化とさほど変わらなかった。また、系統樹の枝に沿って進化速度が急上昇した例がいくつか発見され、こうした例では極端なくちばし形態を持つ種数のごく少ないクレードが生じていたことが分かった。

Letter p.344
doi: 10.1038/nature21074 | 日本語要約 | Full Text | PDF
News & Views p.304
doi: 10.1038/nature21494 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年2月16日号の Nature ハイライト

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