Nature ハイライト

ウイルス感染:エボラウイルスのゲノムサーベイランス

Nature 530, 7589

ギニアのエボラウイルス流行地域でウイルスゲノムの変化をリアルタイムで監視するのに、ミニオン(MinION)という、ナノサイズの穴(ナノポア)を使ったDNA塩基配列解読装置が使われたことが報告されている。このゲノムサーベイランスシステム一式をスーツケースに入れて現地に運び、その場でウイルスの塩基配列解読を行って、試料を採取してから24時間以内に結果が得られることが、今回実証されたのである。

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