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進化:南米で見つかった新しい化石哺乳類

Nature 479, 7371

南米の白亜紀後期初頭の地層から哺乳類化石が初めて発見され、その中には、高度に派生的なドリオレステス類1種の2体分の頭蓋片および顎が含まれていた。ドリオレステス類は、有袋類および有胎盤類につながるステム系統の原始的な絶滅哺乳類である。この仲間は、中生代の南米では特に多様であったが、これまでは歯の化石しか見つかっていなかった。今回新たに発見された化石哺乳類はマウスほどの大きさで、目が大きくて鼻と犬歯が長い、映画『アイス・エイジ』シリーズに登場するサーベルのような歯をしたリスに似ている。この動物化石は、南米の先史時代のまだほとんど研究されていない時期を知るための新たな窓を開くものだ。

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