Nature ハイライト
原子核時計:連続波レーザーを用いたトリウム229核の分光
Nature 657, 8132
今回、トリウム(Th)をドープした結晶中のトリウム229の核励起状態を吸収分光で調べた結果が報告されている。パルスレーザーによる励起と蛍光による検出を用いたこれまでの試みとは異なり、連続波励起レーザーの吸収から信号を同定することが可能になっており、この方法は、この遷移を利用して原子核時計を構築する上でずっと効率的である。
2026年9月17日号の Nature ハイライト
天文学:「小さな赤い点」は巨大ブラックホールの起源
原子核時計:連続波レーザーを用いたトリウム229核の分光
ナノフォトニクス:フォトニクスに向けたSiやSiNへの異種集積技術
DNAコンピューティング:足場型DNAコンピューティング
物理化学:中間体の質量からウイルス様粒子の構造を探る
電気化学:水素発生時の電極界面の追跡
電極触媒:パラジウム膜で水素を抽出して脱水素化を促進する
大気化学:熱帯域の水酸基ラジカル増加が大気中メタン濃度の停滞を説明
教育:電話での個別指導は教育の継続を支える
生態学:南半球の針葉樹は成長が速くて乾燥に強い
遺伝学:ヒトのエネルギー代謝に重要なFNIP1経路
神経科学:ヒト脳オルガノイドは過ごした時間の長さを記憶している
神経科学:ヒト脳における電気刺激の役割
微生物学:細菌の多様な防御因子がファージの構成成分を感知
計算生物学:単一細胞のタンパク質データから細胞マーカーを予測
神経免疫学:アストロサイトが中枢神経系自己免疫を促進する機構
がん遺伝学:異数性が乳がんのドライバー遺伝子獲得を促す
構造生物学:mRNAへのウリジン挿入と除去を担う編集複合体の構造
細胞生物学:小胞の動きとオートファジーを担う進化的に古い調節因子

