Nature ハイライト

素粒子物理学:仮想粒子対のエンタングルメント

Nature 650, 8100

STAR実験の検出器。
STAR実験の検出器。 | 拡大する

The Washington Post / Getty Images

クォークと反クォークの対は、真空中で自発的かつ一過性に形成される。今回、こうした仮想粒子のエンタングルメントを追跡することによって、その性質の探索に向けた第一歩が示されている。ブルックヘブン国立研究所(米国)の相対論的重イオン衝突型加速器(RHIC)で行われたSTAR実験で、真空から生成されたそうした仮想クォーク対の1つに由来する、ストレンジクォークを含む粒子であるΛハイペロンでスピン相関が測定され、その性質が仮想クォーク対の元々のエンタングルメントと関連付けられた。

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