Nature ハイライト

進化学:現生人類の起源がアフリカにあることを示す新たな化石証拠

Nature 649, 8098

モロッコのトーマス採石場で発掘されたヒト族の下顎骨。この遺跡からは他にも、歯や椎骨などが発見された。
モロッコのトーマス採石場で発掘されたヒト族の下顎骨。この遺跡からは他にも、歯や椎骨などが発見された。 | 拡大する

J.P. Raynal, Programme Préhistoire de Casablanca

今回、モロッコ・カサブランカ近郊のトーマス採石場で発見された、年代が約77万年前と推定されるヒト族化石が報告されている。一連の化石は、以前ジェベル・イルード遺跡で発見された最古のホモ・サピエンス(Homo sapiens)個体よりも年代の古いアフリカの集団について知見をもたらすとともに、現生人類の祖先に当たるアフリカの系統の存在を示す強力な証拠を提示している。これらの化石はまた、現生人類とネアンデルタール人とデニソワ人の最終共通祖先に関して手掛かりをもたらす。

2026年1月22日号の Nature ハイライト

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