Nature ハイライト

量子物理学:ナノ粒子で観測された量子重ね合わせ

Nature 649, 8098

量子力学によれば、異なる位置状態の重ね合わせにあり得る物体のサイズに、厳密な限界は存在しない。しかし実際には、物体が大きくなるほど、そうした重ね合わせはデコヒーレンスによって急速に壊されるため、日常生活では観測不可能となる。長期的な研究目標は、デコヒーレンスに対抗して、より大きな系で量子重ね合わせの観測を試みることである。今回、7000個の原子からなり、質量が170 kDaを超える大型金属クラスターの量子干渉が報告されている。

2026年1月22日号の Nature ハイライト

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