Nature ハイライト

素粒子物理学:光領域で実証された確率冷却

Nature 608, 7922

実験用に集束度と輝度の高いビームを維持するには、最もエネルギーの高い粒子の除去や再集束が必要なため、粒子加速器では冷却が日常的に行われている。確率冷却は広く使われている冷却技術の1つで、この方法では、マイクロ波アンテナによってビームの横方向の粒子の広がりがサンプリングされ、次にそれに応じて磁石を作動させてビームの広がりを補正する。今回J Jarvisたちは、光周波数での確率冷却を初めて実証したことを報告している。この確率冷却では、バンド幅がかなり広がったことで、現行のマイクロ波設計より冷却効率が大幅に高くなると見込まれる。

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